Coju Hemmi Photography
ナチュラル・ミュージックの最高峰
今年聴いた新譜の中でNo.1かも知れません。

トリオセンス ミーツ サラ・ガザレク/ホエア・タイム・スタンズ・スティル
triosence ft. sara gazarek / where time stands still

僕の大好きな女性ジャズ・ヴォーカリスト、サラ・ガザレクの3rdアルバム。
というより、ドイツのピアノトリオ、トリオセンスのアルバムに、サラ・ガザレクが全面的にフィーチャーされているというのが正解。
8月に発売されたアルバムです。

CDの帯には
「ナチュラル・ミュージックの最高峰、誕生
欧米の新世代、トリオセンス(ドイツ)とサラ・ガザレク(U・S・A)が交歓しあった奇跡のプロジェクト。
牧歌的なメロディーに、全曲サラ・ガザレクのヴォーカルが彩る爽やかなサウンド。」
とあります。

僕はトリオセンスというバンドは知らなかったのですが、99年に結成されて、これが4枚目のアルバムになるそうです。
なんでも、彼らがアルバムを作るに当たって、それに相応しいシンガーを探していて「サラしかない!」ということになって、それで彼女にコンタクトを取ったのだとか。
そういうわけなので、バンドと歌のコンビネーションは抜群です。

サラ・ガザレクというヴォーカリストは、ノラ・ジョーンズが開拓した「女性ジャジー・ヴォーカル」というカテゴリーから出てきたシンガーです。
今まで2枚のアルバムを出していて、どちらも素晴らしい出来です。

本家のノラ・ジョーンズがあらぬ方向へ行ってしまった(ファンの方、ゴメンナサイ)のに対し、サラはポップスやオリジナル曲などをジャジーに歌うというテイストを貫いています。
スタンダード曲にしても、決してラウンジ系になることなく、軽快に歌います。

アルバムは14曲、全てオリジナル。
トリオセンスのリーダーでピアニスト、ソングライターのベルンハルト・シューラーは、キース・ジャレットの『ケルン・コンサート』を聴いて、ジャズに傾倒したというバック・グラウンドを持っていることもあってか、ライナーノーツには、キース・ジャレットやジョージ・ウィンストン、さらにパット・メセニー&チャーリー・ヘイデンの『ミズーリの空高く』などが引き合いに出されています。
また「これは”心の森林浴”のためのジャズ・アルバム」という表記もあります。

とにかく一曲目から鳥肌立ちます。
騒がしいサウンドではないので『quiet delight 静かな感動』というところでしょうか(^^)

さてこのアルバム、日本盤と輸入盤の両方ありますが、日本盤はボーナス・トラックが2曲あって、どちらもいい曲なので、絶対に日本盤を購入されることをお勧めします。
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