Coju Hemmi Photography
SHUTTER magazine Vol.11
サンクチュアリ出版
¥ 780
(2013-12-30)

本日発売の写真雑誌『SHUTTER magazine Vol.11』に 新作『TIMELESS』の作品が掲載されています。
ぜひ書店でチェックしてみて下さい。もちろんアマゾンでも買えます。
book comments(0) trackbacks(0)
2012年に読んだ本ベスト10

 
読書目標、年間120冊達成!
今年もいろんな本に出会えました。感謝。

個人的な、今年読んだ本ベスト10は・・・

 1位 上杉鷹山(上)(下)/竜門冬二
    面白くて一気に読みました。上杉鷹山、素晴らしい!

 2位 母さんのコロッケ/喜多川泰
    喜多川さんの本は、ほんとハズレがないですね。

 3位 生き方/稲盛和夫
    JAL再生を「無給」でやる志の高さ。欧米の経営者は驚くに違いない。

 4位 事業再生要諦/越純一郎
    事業再生で最も大切なのは志。背筋が伸びました。

 5位 情熱思考/是久昌信
    不屈の精神を持つ偉人たちの生き様に心震えました。

 6位 僕らの仕事は応援団/我武者羅應援團
    「スポンサーシップを発揮する」とは、こういうことなのでは?

 7位 勝ち続ける経営/原田泳幸
    原田さんの考えは非常に明快で共感できます。

 8位 続・世界の日本人ジョーク集/早坂隆
    今の世の中には「笑い」が必要です。

 9位 職場も家庭もうまくいく「ねぎらい」の魔法/兼重日奈子
    兼重さんの現場をよく知るエピソードに感動。

10位 仕事ができる人の「しないこと」リスト/中島孝志
    ドラッカーも言ってますが「劣後順位」大事ですよね。

ランキングを見ると、モチベーションの上がる本や志の高い本が多いですね。
こういうのを読んでやる気、勇気、元気なんかをもらってるんだなあと実感しました。
book comments(2) trackbacks(0)
『ラーメン二郎にまなぶ経営学』を読んで
ラーメン二郎・・・どのくらいの人がこのラーメン屋の名前を知っているのでしょう?
その知名度は「僕の想像をはるかに超えて高い」ようです。

ラーメン二郎とは、東京・三田に本店を構え、35店舗(2010年10月現在)を展開するラーメン屋。
「二郎はラーメンにあらず、二郎という食べ物なり」という言葉もあるほど、熱狂的なファン(=ジロリアンと呼ぶ)が多いことでも知られるお店。
そして僕がこの世の中で最も好きな食べ物のひとつ。
そのラーメン二郎に関する本が出ました。
タイトルは『ラーメン二郎にまなぶ経営学 −大行列をつくる26(ジロー)の秘訣』。

この本は、 自らジロリアンを名乗る経営学者の筆者が、二郎を経営学という視点から捉えた本。
内容的には、経営というよりマーケティングの基本や特徴が、二郎という素材を使ってわかりやすく書かれた本といった感じです。

世の中こんなに不況なのに、なぜ二郎は直系店35店のほとんどが大行列なのか?
「現在の日本で、ここまでのワクワク感や勢いが感じられるのは、二郎と東京ディズニーリゾートくらいだ」と筆者。

・二郎と武蔵、一風堂では、どれが1番のラーメンなのか?
・宣伝なしで、なぜオープン初日から大行列なのか?
・なぜジロリアンは、身も心も二郎に魅了されるのか?
などが、冷静に分析されています。
といっても、筆者の二郎に対する熱い思いと愛情がかなり前面に出ていますが(笑)

本書には、慶応義塾大学の学食の改装工事が行われた際、「学食に二郎を」という署名活動が巻き起こったとか、三田本店が現在の場所に移転するために一時閉店を余儀なくされた1996年の閉店日、大行列ができて、麺が切れると「スープだけでも」となり、最後にスープも底をついたとか、二郎にまつわる数々の伝説や、二郎の社訓も紹介されていて「そういえば、三田本店の壁に貼ってあったなあ」と、自分も懐かしい気持ちになりました。

因みに二郎の社訓とは・・・
一、清く正しく美しく、散歩に読書にニコニコ貯金、週末は釣り、ゴルフ、写経
二、世のため人のため社会のため
三、Love & Peace & Togetherness
四、ごめんなさい、ひとこと言えるその勇気
五、味の乱れは心の乱れ、心の乱れは家庭の乱れ、家庭の乱れは社会の乱れ、社会の乱れは国の乱れ、国の乱れは宇宙の乱れ
六、ニンニク入れますか?
です。

僕が最初に二郎を食べたのは1985年。それ以来、四半世紀を二郎とともに歩んでます(笑)
学生時代は、それこそ毎週のように、その行列に並んでました。
また、僕はそういうことはしなかったと記憶していますが、中には授業を受けにきたのに、つい二郎に並んでしまって授業を受けられず、結果的に「二郎を食べるためだけに学校に来た」という友達も結構いました。

いま住んでいる名古屋に二郎はありませんが、当地では「二郎インスパイア系」と呼ばれる、二郎を模倣したラーメン屋の人気が高まっていて、どんどんお店が増えています。
ですから、そういうお店を見つけては食べに行きますし、実際名古屋で最も気に入っているラーメン屋は、この「二郎インスパイア系」です。
こんなカロリーの高いラーメン(二郎はものすごくヴォリュームがある)ばっかり食べていたら体に悪いと知りながら・・・

この本は、決して堅苦しい経営学の本ではありません。
むしろ二郎の魅力を熱く語る、という本だと思います。
ですからジロリアンにはもちろん、二郎に興味のある方、二郎に行ってみたい方にもおすすめします。
book comments(0) trackbacks(0)
バカ売れ本
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
岩崎 夏海

いつの頃からか、本屋さんに行くとドラッカー関連の本がやたらと平積みしてある事実を不思議に思っていました。
最初の頃は、それが何故だかわかりませんでした。
「生誕何周年なのかな?」とか「没後5年だからかな?」とか思ってました。

でもあるとき、気が付いたんです。
ある一冊の本の影響で、日本中にドラッカー・ブームが訪れていることを。

それがこの本。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

なんでも既に120万部以上売れているそうです。
お化けみたいな売れ行きですね。
この、およそドラッカーとは相容れない表紙のせいで、平積みの中心がこの本だと、なかなか気付かなかったのです。

ストーリーは、高校野球部の新人女子マネージャーと野球部の部員達がドラッカーの『マネジメント』を読んで甲子園を目指すという青春小説。
随所に『マネジメント』からの引用が出てきます。

いかにもな展開なので、読む前から結末がわかってしまいますが、それでも結構面白く読めましたし「なるほど」と改めて思うことも随分ありました。
最後の方は泣けるシーンもあったし。

ただ、これを読んだからといってドラッカーが示すようなマネジメントができるようになるわけではありません。
それこそドラッカーが言う「真摯さ」が欠けているということです。

しかしながらドラッカーの、あの崇高な思想を広めるという意味で、この本の果たす役割はとてつもなく大きいと言えると思います。
恐らく何割かの方は、これをきっかけに『マネジメント』を読むことになるでしょうから。

ちなみに『マネジメント』の著者ピーター・ドラッカーは「経営学の父」とも呼ばれる、20世紀の偉大な経営学者、社会学者です。
1909年オーストリア生まれ。2005年没。
book comments(0) trackbacks(0)
雑誌に載りました
月刊 EXILE (エグザイル) 2010年 10月号 [雑誌]
月刊 EXILE (エグザイル) 2010年 10月号 [雑誌]
フラックスパブリッシング

僕の作品が雑誌に載りました。
といっても写真誌ではなく情報誌ですが。
『月刊EXILE』という雑誌。
僕はよく知らないのですが、EXILEってダンスの得意なJPOPのグループですよね?
このグループのこと好きな人知ってるし。
そう言われてみれば、最近こういう人物等を冠にした雑誌ってありますよねぇ。

ところで何故これに載ってるかというと、この号が「完全保存版 この秋、三都巡り」というテーマで大阪、京都、神戸を特集しているようなんです。
で、神戸の特集のところに、僕が作品を展示・販売させていただいているギャラリー『TANTO TEMPO』の紹介があって、その中で取り上げていただいた、というわけです。
一点だけですが、ちゃんと名前も作品の価格も入ってます。

僕もまだこの雑誌の実物を見ていないので、早速アマゾンで注文しました。
book comments(2) trackbacks(0)
ロング・グッドバイ
ロング・グッドバイ
ロング・グッドバイ
村上 春樹

レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説、ロング・グッドバイ(長いお別れ)を村上春樹訳で再読しました。

この小説を以前に読んだのは大学生のとき。
当時、やはり村上春樹に触発されて読んだ気がします。
そのときは清水俊二訳の『長いお別れ』でした。
村上氏は、この清水訳と区別するためにもタイトルを『長いお別れ』から『ロング・グッドバイ』に変えたと述べています。

この本を読むと、改めて「村上春樹って、チャンドラーの影響を受けてるんだなあ」と思います。まあ、本人の訳なのでなおさらなのでしょうが。
チャンドラーから影響を受けたことについては、氏も解説の中で述べてます。

さてこの本。名著なので内容については特に触れませんが、文章のうまさはさすがですね。唸っちゃいます。セリフなどの言い回しも。

・・・「アルコールは恋に似ている」と彼は言った。「最初のキスは魔法のようだ。二度目で心を通わせる。そして三度目は決まりごとになる。あとはただ相手の服を脱がせるだけだ」・・・

村上氏はこの本を翻訳しているというたびに、「じゃあ、あの『さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ』というのはどう訳すんですか?」とよく尋ねられたそうです。

原文は "To say goodbye is to die a little."

ところが、これはチャンドラーの作ったセリフではないとのこと。
一般的にはフランスの詩人エドモンド・アロクールの

離れるのは少し死ぬことだ。それは
愛するもののために死ぬことだ。
どこでもいつでも、人は
自分の一部を残して去っていく

という詩が元ネタになっているとされているそうです。
「人は自分の一部を残して去っていく」・・・これかなり好きな言い回しだなあ。

主人公の私立探偵フィリップ・マーロウの設定は42歳。
僕は43歳。つまり同年代。
もし彼とバーのカウンターで隣同士になったら、どんな会話をするんだろう?
心通わせる友人になれる、かな?
そんなことを考えると、バーで飲むのがより楽しくなりそうです。

さて作者のレイモンド・チャンドラーは1888年生まれ。
・・・結婚後、西海岸で石油関連の会社に勤務し、副社長の地位まで上がる。1920年代の好景気の波に乗り、収入も多く、やり手のビジネスマンとして活躍するのだが、おそらくは仕事上のストレスが強かったのだろう。いつしか深酒をするようになり、女遊びも始め、その結果トラブルを起こし、1932年、44歳にして職を失うことになる・・・とあります。
作家を志したのは45歳になってからだそうです。
最初の長編小説『大いなる眠り』が1939年、『ロング・グッドバイ』は1953年ですから、相当な大器晩成型ですね。

自分もビジネス・リーダーであり写真家。共通点も結構ありそう。
なので、こんな風に晩年になって活躍できたらいいなと思います。

因みに僕の速読(フォト・リーディング)技術では、ビジネス書と違って小説は難しいですが、それでもこの本を含めてこれで今月の目標10冊を達成しました。

さあ、今宵はフィリップ・マーロウが隣りにいると想像しながら、何を飲もうか・・・
book comments(2) trackbacks(0)
あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言
あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言
あなたの潜在能力を引き出す20の原則と54の名言
弓場 隆

最近読んだ本の中で、これほど読み返したいと思った本があっただろうか・・・と思うような素晴らしい内容の本。
先月出版されましたが、名著の仲間入りをするのは間違いないでしょう。

この本は、いわゆる「成功哲学」と成功者の「名言」をセットにした内容なのですが、そのひとつひとつが簡潔にまとまっていて、しかも表現が平易で、恐ろしいほど腹に落ちます。

著者の一人はあの世界的ベストセラー『こころのチキンスープ』のジャック・キャンフィールドとくれば、それも納得。

あなたは「成功哲学」に興味がありますか?
もしくは、以下の質問に対する答えはどうですか?

・あなたは素晴らしい人生が送りたいですか?
・あなたは毎日をワクワク過ごしたいですか?
・あなたは精神的にも経済的にも、自由になりたいですか?

僕は成功哲学を学んだお陰で、人生が大きく変わっています。
「成功とは、才能ではなく科学」
ここに書かれていることをきちんと実行すれば、必ず成功できます。
いやあ、ほんとに素晴らしい本をありがとうございました。
僕の座右の書の一冊にしたいと思います。

「もし自分にできることをすべてしたなら
人はみな自分のすごさに驚くに違いない」
by トーマス・エジソン
book comments(2) trackbacks(0)
君と会えたから・・・
君と会えたから・・・
君と会えたから・・・
喜多川 泰

泣ける本です。
読み終わった後、涙が止まりませんでした。

もし「明日」が無限にあるわけではないとしても今と同じような今日を生きますか?
−感動のストーリーとともにおくる人生を変える7つの教え−
と本の帯には書いてあります。

この本は、小説仕立ての自己啓発本という一風変わった本ですが、むしろこういうアプローチの方が、堅苦しい自己啓発本を読むより、より自分の腹に落ちる感じがします。
ベストセラーの「夢をかなえるゾウ」(水野敬也著)も大変面白い本でしたが、これも小説仕立ての自己啓発本なので、今後こういう本が増えていくのかもしれません。

物語は・・・
将来に対する漠とした不安を抱えながらも、自分のやるべきこともやりたいことも見つけられずに何もせず、無気力に過ごしていた平凡な高校生の僕のもとに、ある夏の日、美しい女の子がやってきた。そして、彼女から、その後の僕の人生を変える教えを聞くことになる。いつしか彼女に恋心を募らせていた彼の前に次第に明らかになっていく彼女の秘密とは・・・美しくもはかない初恋の物語に託しておくる渾身のメッセージとは?

自己啓発本には共通点がいくつもあります。
従ってそれらが「真理」なんだと自分では思っています。
この本が伝えたいメッセージも基本的にはそれらと同様なことですが、「伝わり方」が違う気がします。
そういう点で、大変優れた本だと思いました。

「私たちの未来の夢は、絶対に手に入ると狂おしいほどに信じて、それに向けて情熱を絶やさず行動を繰り返す限り、それがどんなに大きな夢であっても、必ず達成されることが約束されている約束の地であり、それを確率の低いものに変えてしまっているのは、冷静な分析と称して行動をすることもなく、頭の中で繰り返される消極的な発想にほかならない。」(p32)

まさにその通りだと思います。

また
「夢はひとつに絞る必要はない」
「職業は夢を達成するための手段のひとつに過ぎず、夢そのものではない」
「2つのライフリスト−自分が何をしたいか、どうなりたいかというリストの他に、やってあげたいこと、人に達成させてあげたいことのリストを作る。この2つ目のライフリストを実行した結果、1つ目が叶う」
など、新たな気付きや確信を持つことができました。

のめり込んで、あっという間に読み終わった本です。
多くの方におすすめします。

君と会えたから・・・
喜多川 泰
book comments(2) trackbacks(0)
芸術起業論の違和感
芸術起業論
芸術起業論
村上 隆

今さらですが、日本で最も売れっ子のアーティスト、世界中で大人気の村上隆氏の、話題の著書「芸術起業論」を読みました。

「アートはビジネス」という考え方。
「アーティストの価値」=「作品の市場価格」という主張を展開しています。
実際、彼の作品をルイ・ヴィトンをはじめ世界の名だたる企業や富豪が何千万円、あるいは「億」を超える額で奪い合うように購入してるんですし、何しろこういうことが堂々と言えるのは「突き詰めて極めた人だけ」に与えられるものと思います。
またとても勇気のある言動とも思います。
本書からは彼の極貧時代からの苦労、作品製作にかける情熱や意思の強さが並大抵のものではないことが伝わってきますし、中途半端な人とは緊張感も責任感も大きく違って迫力があり、そこには、まさに「経営者像」が見てとれます。

でも、僕にとってはどうも違和感があるんです。
と言って彼の考えがどうとか、このことについて議論するつもりもありませんが。
ただ僕の場合「アートをビジネスする」ことより「ビジネスをアートする」ことの方が共感できる気がします。

いずれにせよこの本や村上氏の活躍は、日本の美術界に一石を投じていることに間違いありません。
アートを志す者として大変参考になるし、考えさせられる本です。
book comments(3) trackbacks(0)
| 1/1 |